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第72期名人戦は、羽生三冠が奪取

将棋世界が読めないのでほとんど棋譜がわかりませんが、4連勝で4年ぶりに名人位を奪取しました。これで四冠、40歳を過ぎてもこの強さ、ホントすごいです。
羽生四冠ですら、過去3回の名人戦で森内竜王に勝てなかったわけで、将棋の難しさはもちろんのこと、人生全体の苦難についても考えさせられます。私のシンガポール生活の苦難なんて、ホント大したことないと、つくづく反省させられます 😯

 第72期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)を制して4年ぶりに名人位を獲得した羽生善治名人(43)=王位・王座・棋聖=が22日朝、千葉県成田市のANAクラウンプラザホテル成田で、戦いから一夜明けての心境を語った。
 20、21日の第4局は、非勢に陥ってからの逆転勝ち。「ずっと負けだと思っていた。勝ち筋が見えたのは最後の方だった」。昨晩はよく眠れ、午前7時に起床したという。「新聞を読んで、改めて名人になったと実感した」と語った。
 名人戦の舞台では3年連続で敗れていた森内俊之竜王(43)に対し、今年は4連勝。「一局単位では際どい将棋が続いた。自分自身、意外だった」と振り返る。40代という年齢については「20代の時とは違い、今は次(のタイトル戦)があるかどうかわからないという感覚がある。1回のシリーズを大切にしていきたい」と意欲を語った。

第70期名人戦は、4勝2敗で森内名人が防衛

羽生党の私としてはちょっと残念な結果ですね。棋譜は来月号の将棋世界で確認したいと思います。
今回の名人戦については、森内名人が調子を落としていただけに、羽生二冠が奪取すると思っていたのですが、勝負は難しいですね・・・
最強の挑戦者である羽生二冠を退けた森内名人、棋聖/王位と防衛戦が始まっている羽生二冠、私からすると雲の上の存在ですが、これからも頑張ってほしいです。 🙂

第70期名人戦は、3勝2敗で森内名人が王手

将棋世界2012/7月号が届き、第2~3局の棋譜を確認しました。解説を読みましたが、この二人の場合、先手有利のようです。二人とも完成した棋士ですし、後手盤での工夫が空回りしているみたいですね。振り飛車党かつアマ初段の私では途中の形勢判断はまったくできないのですが、解説および結果を見る限りそうなんでしょう。
このままいくと、第6戦は羽生二冠の勝利で、第7戦にどちらが先手を引くかが大きなポイントになりそうです。 😕
あとこの解説の中に気になる名言がありました。

  • 強者は序盤で好手はいらない

確かにその通りですし、多くの「羽生マジック」も中盤以降に出現しています。ただ将棋で「先手有利」が定着するのは、歓迎できないですね。かつてのゴキゲン中飛車のように後手でも勝てる作戦が出てこないと、ゲームとしてはつまらないですから 🙂
何はともあれ、残り2局が名人制400年目の戦いに相応しいものになることを期待しています 🙂

大盤解説を見に行く

年に一度だけのようなのですが、名人戦第三局の大盤解説があると言うので、家族を連れて行ってきました。場所は上田市のイオンで、車で片道1時間ちょっとでしょうか。
13時~ということだったのですが、実際には15時までは解説者である松浦隆一七段が、指導対局して、15時~大盤解説になりました。参加者のレベルは子供もいて、大人もかなりブランクがある方が多いように感じたため、私も指導してもらおうと思ったのですが、子供たちが暇になってしまい、15時までは仕方なく子供に付き合ってゲームセンターへ行きました。ホント残念です。
15時~は大盤解説をしてもらいました。私が贔屓にしている羽生名人が負けた試合ってのがちょっと残念でしたが、やっぱり解説してもらったほうがわかりやすいですね。松浦七段の説明がうまいのもありますが、スムーズに頭に入ってきます。ただ、近所の将棋教室の子供たちなのか、ウルさいのがいて、これは大迷惑でしたね。一緒に聞いていた20名くらいの大人たちに加え、松浦七段も迷惑そうでした。
解説は1時間くらいで終了し、また指導対局が再開したようでしたが、嫁と子供に付き合って、私の誕生日ということもありケーキを食べて、自宅へ帰りました。
大盤解説は名人戦の第2か3局くらいに合わせて、毎年全国で行っているようなので、来年も参加したいと思っています。あと、これで3連敗してしまった羽生名人ですが、何とか流れを変えて反撃してほしいです。もし第7局までもつれれば、第7局は山梨県で行われるため、足を運びたいです。 😀
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