タグ別アーカイブ: 美濃囲い

片美濃囲いの戦況判断(馬に対する受け)

一時期急上昇した片美濃囲いでの勝率ですが、ここへ来て停滞気味です。龍に対する対策はある程度明確だったのですが、馬に対する対策が不明確だったので、整理してみました。馬に対しては龍のような早い攻めはないのですが、玉が逃げた場合に3五馬と旋回できるのが特徴で、黄色の金を角でダイレクトに取られたり、5二から金を動かされて、△3九銀が入るともうダメです。
なので相手の持ち駒を見ながら馬を追い、急所の3九地点を安全にすることを心掛けたいと思います 🙂

2015-03-20-katamino

美濃囲いの戦況判断

片美濃囲いを調べた後で美濃囲いを調べると、やはり美濃囲いは横からの攻めに強い。正直、すぐに崩壊される危険はないです。攻める側の視点で見ると、やはり5八金を狙う展開になりますが、5八金をダイレクトに取られる展開だけはまずいですね。具体的には角か桂での攻撃になりますが、その場合でも4八金とズレておけば、まあ一旦は大丈夫そうですし、攻める側が持ち駒が豊富でも時間は稼げます 🙂
片美濃の図面で背景を黄色にした部分を攻めることができないのがポイントだと思います。片美濃で守備強化する場合は、相手の持ち駒に合わせて、背景が黄色の部分を守るのが良いということが、2つの図を比較すると良くわかります。
今更ながら 😯
katamino

片美濃囲いの戦況判断(龍に対する受け)

基本中の基本だとは思うのですが、自分の中で整理できていなかったと反省しています。形勢判断を思いっきり間違えて、詰められるケースが多いですから 😥
特に下段に龍(もしくは飛車)が攻め込んできたときに、黄色のエリアに1つでも駒を利かされ、持ち駒に気の利いたものがあれば、片美濃は崩壊します。まあ、守りの駒が金銀の2枚しかないわけなんで、龍+2枚で攻められれば、当たり前の結果なのですが、「まだ大丈夫」って気がしちゃうんですよね 😯
なので、龍が下段へ攻めてきたときは5九地点に防波堤を作るか、4八か5八地点に金駒を打って、当然のように守りを強化するする必要があります。胆に命じて、戦わなくては 😯
katamino