カテゴリー別アーカイブ: 将棋

1,000勝到達

昨日到達しましたが、最近不調なのであまり嬉しくないですね 😯
今日は3連敗して1,001勝818敗(0.550)、初段になってからというものうまく勝てないです。おそらく得意の石田流以外になった場合にうまく対応できていないのが原因でしょう。相手が何を考えているか良くわかりませんし 😥
とりあえず後手番では4→3戦法ではなくダイレクト向飛車を多用して、自分の将棋を見つめ直すかな~ 😕
20局以上カウントされた戦型は以下の通り。

<守り>

  • 片美濃囲い:323勝269敗(0.545)
  • 美濃囲い:474勝357敗(0.570)
  • 高美濃囲い:89勝80敗(0.526)
  • 銀冠:14勝14敗(0.500)
  • 振り飛車穴熊:12勝16敗(0.428)
  • 右矢倉:8勝12敗(0.400)
  • 金無双:69勝62敗(0.526)

<攻め>

  • ゴキゲン中飛車:21勝17敗(0.552)
  • 英ちゃん流中飛車:12勝14敗(0.461)
  • 三間飛車:200勝129敗(0.607) 1.13段
  • 早石田:335勝257敗(0.565)
  • 石田流:87勝41敗(0.679)1.29段
  • 升田式石田流:15勝15敗(0.500)
  • 四間飛車:335勝304敗(0.524)
  • 4→3戦法:64勝70敗(0.477)
  • 向かい飛車:15勝10敗(0.600)
  • 相振り飛車:114勝115敗(0.497)
  • 角交換振り飛車:33勝48敗(0.407)

升田式石田流の5つの筋

ここ数日調子は上向き気味、将棋ウォーズでも6月は今のところ14勝7敗と好調をキープしていますが、もっと厳しく指さないと現在の初段以上になることはできないな~と感じています。そこで改めて「久保の石田流」を勉強しました。
冒頭にある升田式石田流に関する解説、私が石田流を指すきっかけになった大切なものです。ただ、改めて全然理解できていなかったことに気づかされました。正直、第2と第3の筋以外しっかりできておらず、第1の筋は忘れてたし、第4、第5の筋は7七桂型を軽んじて、ろくに読んでもいませんでした 😯
升田式石田流自体の展開にはそうはならず、将棋ウォーズでは1,750局指して14勝15敗(.482)ですが、石田流や、角交換振り飛車、4→3戦法などでも類似の局面は多数あり、応用範囲は広いです。
序盤から中盤にかけて、もっと厳しく指せるように勉強しなくては 🙂
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広瀬流穴熊の注意点

将棋ウォーズで勝率を上げるためにと始めた広瀬流穴熊ですが、なかなか勝率が上がらず10勝11敗。広瀬八段著書の「振り飛車穴熊最終進化」を読んで勉強中ですが、注意点が少しずつわかってきました。
今日はこの局面から▲5五銀と繰り出して、△4三金▲6四歩△同歩▲同銀△同銀▲同飛と飛車を捌いて有利になったのですが、局面が進んでから△4七歩と叩かれ▲同金、4九金が浮いたところを攻められてまさかの逆転負けを喰らいました。 😯

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注意点は以下の通り

  • ▲4七銀と固める展開は良いが、それ以外は早めに▲3九金とするべき
  • ▲5五角と繰り出して攻めるのは有効で、香を拾ったら▲5九香/▲4九香を意識する
  • 先手の守りが固いのだから、捌く展開をもっと強く意識する
  • ▲3八金と寄って、▲4八飛も視野に入れるべき
  • 左桂を捌ける展開に持ち込みたいけど、良いアイデアがない(考えなくては 😕 )

頑張って勉強して、何とか6割勝てるようになりたいな~ 😯

久しぶりのトーナメント参加

小林健二九段が来星され、大会が開催されました。
大人の部は17名?が参加されましたが、4→3戦法が冴えて2連勝したものの、準決勝で石田流で捌き切れず負けてしまいました。
相手が強い方だったので仕方ないものの、以前も似たようなパターンで負けたんですよね。問題の局面は以下で、△6三金があまり見ないのですが 😕
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ここから▲6五歩△同歩▲7四歩△同歩▲6五銀△同銀▲同桂△6四銀▲同角△同金▲5三桂成と桂を鮮やかに捌いたかと思いきや、△8三飛が好手。▲5二成桂△4三角と両取りをかけられて、不利になりました。
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反省してみると▲6五歩△同歩▲6五銀△同銀▲同桂△6四銀▲7三桂成△同銀▲7四銀△同銀▲同歩と確実に迫ったほうが良さそうです。
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終局は以下の通り、端から頑張って見たものの、途中の駒損が痛すぎたな~ 😥
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あと、会場だったシンガポール国立大学ですが、スタバや食堂は一般の人も利用できますし、休日な空いていてなかなかイイ感じですね。また行ってみるかな~ 🙂

電王戦Final of Final

昨日の阿久津八段-AWAKE戦については一夜明けても、Twitter等で意見が交わされています。この反響は将棋ファンとしては嬉しい限りです 🙂
この一局は阿久津八段がAWAKEの弱点(一種のバグ)を突いて21手目の時点でAWAKEの作者である巨瀬さんが投了したわけですが、対局後の巨瀬さんのコメントが悪かったのが、ホント残念でした。悔しいのはわかりますが、阿久津八段の選択を非難するのはおかしな話です 😕
この対局後の記者会見を聞いて思うのは、全員が電王戦の趣旨をもう一度理解することが必要だということです。私が思うに当然「真剣勝負」が前提なわけで、これがなければ電王戦は成立しないと思います。なので阿久津八段の選択は正しいですし、巨瀬さんは投了しなくても良かったんじゃないかな~ 😕
あと公平性に関する議論もあったのですが、答えを見出すのは難しいですね。私もプログラマーの端くれとして、何等かの形でバグを修正できるルールは必要だと思うのですが、それによってアルゴリズムを大きく変えてしまう可能性もありますし、事前貸出についても意見が分かれるのも理解できます。ドワンゴの川上会長が仰っていた通り、「電王戦は異種格闘技戦」、ルールについては今後も議論が必要でしょう 😕
第2局の永瀬六段の角成らず、第4局のPonanzaの新手発見、そして第5局の21手投了と、いろいろなことがあり過ぎた電王戦Finalでしたが、主催してくれたドワンゴにはただただ感謝です。何らかの形でコンピュータ対人間の勝負は続けていけるとイイな~ 🙂