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中川慧梧さんの三段リーグ編入試験挑戦について

つい先日YouTubeで「偏差値じゃない。奇跡の高校将棋部」を見たのですが、この番組の主人公と先日三段リーグ編入試験に挑戦した中川さんが同一人物であることにようやく気がつきました 😯
編入試験の結果は不合格、残念な気持ちがある反面これで良かったのではないかな~と思います。彼の生い立ちの説明はYouTubeに任せますが、奨励会に入れなかったものの、アマとしては抜きに出た実力者です。そして今回の機会が設けられたと思うですが、これでパッと三段リーグに入れたらおかしな話です。三段リーグから抜け出しプロになるのはかなりの難関ですし、涙なしには語れない数多くの物語もあります。いくらアマの実力者とはいえ、死に物狂いで自分の将棋を高めようとしている集団に簡単に入れるわけがないですし、奨励会員からしたら「ナメンなよ」って感じでしょう 😕
もちろん中川さんの将棋や人格を否定するつもりはありませんし、時間をかけて、もっと実力をつけてプロを目指してもらうのは大歓迎です。将棋ファンとして、応援したいと思います 🙂

今泉健司さん、プロ編入試験合格

今泉さんについては私は名前くらいしか知らないのですが、奨励会入会から28年、挫折も味わった中でプロになった41歳、立派としか言いようがないですね 🙂
個人的には仕事面で今年はつらい一年でしたし、力を蓄えるための一年でもありましたが、今泉さんの苦労に比べたら、ホント大したことないな~なんて思います。私の場合には周りが既にレールを引いてくれているわけですし、少しゆっくりでも焦らず前進すればイイだけなのですが、気持ちに余裕がないというか、周りに足を引っ張る人もいるというか・・・
まあこの状況もあと3ヶ月の辛抱ですし、頑張ろうと思います 🙂

話は逸れましたが、今後の今泉さんの活躍に期待したいと思います 🙂

羽生四冠が1300勝達成

ホント凄いです。「NHK NEWS WEB」でインタビューを聞きましたが、あれだけ強いのに謙虚な受け答え、1,300勝だけでなく、その人間性にも頭が下がります。一番の目的は将棋に勝つことであり、自分の強さを誇示することじゃないですから、不要な敵を作らないという意味でも、私自身実践しなくてはならない点だと思います。まあ、我ながら変なこと言うことも多いですから 😯
あと中村太地六段、ナビゲーターやってるんですね。Wikipediaみたら大学で非常勤講師もやっているようですが、彼はこういう仕事にも向いてますね。真面目で変なこと言わないですし、頭もイイですから 🙂

 将棋の羽生善治四冠が20日、東京・千駄ケ谷の将棋会館であった第64期王将戦挑戦者決定リーグ戦で三浦弘行九段に勝ち、史上4人目となる公式戦通算1300勝を達成した。44歳1カ月、プロ入りから28年11カ月での到達は、中原誠十六世名人(引退)の60歳0カ月、41年11カ月を大幅に更新する最年少・最速記録となった。達成時の勝率7割2分3厘も4人の中で唯一の7割台で、最も高い。
 羽生四冠はこの日が公式戦通算1801局目。勝ち星を大台に乗せ、歴代3位の中原十六世名人の1308勝まであと8勝、2位の加藤一二三(ひふみ)九段の1317勝まであと17勝と迫った。1位は故・大山康晴十五世名人の1433勝。

里見香奈の休場が延長

4ヶ月の延長です。大丈夫かな~ 😕
あと少しで奨励会四段だというのに、体調不良による休場。22歳の若さということもあり、余計に気になるんですよね。あまり考えたくはないですが、重い病気でないとイイんだけどと祈るばかりです 😥
電王戦も来年が最後みたいですし、将棋界を明るくしてくれていたものが少しなくなり、寂しい気がしています。
唯一の明るい話題といえば、羽生四冠が相変わらず頑張ってくれていることくらいかな。ホントこの人、強いです 😯

里見香奈が体調不良

今日になって気づいたのですが、半年間休場するようです。三段リーグの真っ最中ですし、本人は死ぬほど辛いと思いますが、まずは体調を戻すことが第一ですね 😕
出雲の稲妻がまた戻って来てくれることに期待したいと思います 🙂

 先月27日、体調不良による半年間の休場が発表された将棋の里見香奈女流名人(22)=女王、女流王座=が3日、東京・渋谷区の将棋会館で記者会見し「苦渋の選択でした」と胸中を明かした。
 8月末まで女流棋戦と奨励会三段リーグを休場する里見は「ご心配とご迷惑をお掛けし、おわび申し上げます」と謝罪。具体的な病名は明かさなかったが、約1年前から高熱や吐き気などの症状が続いたため、昨年末に休場を決意したとした。「後先を考えると休むのが一番だと思いました。心身ともに完璧な状態に戻したいです」