第2回電王戦第4局は引き分け

塚田九段が意地を見せてくれましたね。棋譜はまだ見ていませんが、コンピュータの弱点をついて、何とか引き分けに持ち込んでくれました。塚田九段は大ベテランですが、「涙を見せた」とあります。中年になっての本気の涙、素晴らしいじゃないですか 🙂
個人的には塚田九段は絶対負けると思っていましたが、本人に土下座して謝りたい気分です。ベテランだけに「コンピュータなんかに負けられない」という気持ちは強かったと思いますし、「古い考え方」が良い方向に出たのかもしれません。この辺は見習いたいところです。
これで人間の勝ち越しはなくなりましたが、三浦八段が勝てば、2勝2敗1引き分けになりますし、恰好がつくと思います。GPS将棋は現在世界No1の将棋ソフトなので苦戦は必至だと思いますが、三浦八段も今季の順位戦ではランキング3位。「必ず勝つ」と信じています 🙂

 将棋のプロ棋士と、コンピューターソフトが平手(互角の条件)で5対5の対抗戦を行う第2回電王戦の第4局が13日、東京・将棋会館で行われ、塚田泰明九段(48)と「Puella α(プエラ・アルファ)」(開発者・伊藤英紀氏)は230手で持将棋(引き分け)となり、対戦成績は棋士の1勝2敗1分けになった。持ち時間は各4時間。
 第1局は阿部光瑠(こうる)四段(18)が「習甦(しゅうそ)」に勝ち、棋士が1勝を挙げたが、第2局では佐藤慎一四段(30)が「ponanza」に敗れて現役プロ棋士が初めてソフトに敗北を喫した。第3局では船江恒平(ふなえ・こうへい)五段(25)が熱戦の末に敗れ、今回は元タイトル保持者でA級順位戦にも在籍した塚田が登場し、決着を最終局に持ち込んだ。
 相矢倉の戦型になり、中盤から後手番の塚田はソフトが苦手とされる入玉(敵陣に玉が入って詰まなくなること)を目指した。
 しかし、「Puella α」は塚田陣の駒を次々と取って優勢を築いた。塚田も敗戦を覚悟したが、最後まで勝負を諦めない粘り強い指し回しで双方入玉し、駒の点数が規定に達して持将棋に持ち込んだ。
 対局を終えた塚田は「『Puella α』は強く、谷川浩司九段と指しているような気がした。私が負けると団体戦が決着してしまうので絶対自分から諦めることはしないと決めていた」と、感極まって、涙も見せた。
 「Puella α」は、昨年1月の第1回電王戦で引退棋士の故米長邦雄永世棋聖に勝った「ボンクラーズ」の後継ソフト。伊藤氏は「入玉への対策は以前に比べかなりましになったと思っていたが、駄目だった。途中はかなり優勢だと思ったが、しょうがない」。

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