渡辺二冠が棋王を奪取、三冠に!!

棋風はあまり好きではないですが、強いですね。 😕
渡辺三冠と言えば、「集中」と「選択」のイメージがあり、自分の得意領域に持ち込んで勝つのが持ち味です。でも、あまりにも偏り過ぎているところが、好きになれないんですよね。羽生三冠のように広く見る将棋や、藤井九段や久保九段など振り飛車党に多い工夫を凝らす棋士のほうが、私は好きです。新たな戦法等で将棋を根本から覆して、渡辺三冠を無冠にするような棋士が出てくることを祈ります 🙂

 将棋の郷田真隆棋王(42)に渡辺明王将(28)が挑戦していた第38期棋王戦(共同通信社主催)5番勝負の第4局は24日、宇都宮市の宇都宮グランドホテルで指され、157手で先手の渡辺が勝ち、対戦成績3勝1敗で棋王位を初獲得した。渡辺は将棋7大タイトルのうち王将、竜王を獲得しており、史上8人目の3冠となった。
 大一番を終えた渡辺は「今シリーズは大変な将棋が多かったが、精いっぱい指すことができた。(3冠獲得は)自分でもびっくりしている」と感慨に浸った。初防衛を逃した郷田は無冠となった。持ち時間は各4時間のうち、残りは渡辺が2分、郷田が1分。今5番勝負では第1局こそ完敗も、第2局以降は攻めだけでなく、受けの妙手も目立った。
 渡辺は2000年、15歳でプロとなり、史上4人目の中学生棋士として話題を呼んだ。圧倒的な終盤力で頭角を現し、04年にビッグタイトルの竜王を20歳の若さで獲得、昨年11月に9連覇を達成した。しかし、竜王以外のタイトルには長い間縁がなく、11年にようやく王座を奪って2冠を達成したが、昨年10月に再び1冠に沈んだ。
 ところが、今年になって一気に爆発。7日には佐藤康光王将(当時)に挑んだ王将戦を4勝1敗で勝利し、初の王将位を奪取。その勢いに乗り、3冠を達成。また朝日杯、NHK杯でもともに初優勝するなど、手がつけられない強さだ。現在、棋聖・王位・王座を保持する羽生善治3冠(42)との「羽生・渡辺時代」到来を感じさせた。

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