第70期名人戦は、3勝2敗で森内名人が王手

将棋世界2012/7月号が届き、第2~3局の棋譜を確認しました。解説を読みましたが、この二人の場合、先手有利のようです。二人とも完成した棋士ですし、後手盤での工夫が空回りしているみたいですね。振り飛車党かつアマ初段の私では途中の形勢判断はまったくできないのですが、解説および結果を見る限りそうなんでしょう。
このままいくと、第6戦は羽生二冠の勝利で、第7戦にどちらが先手を引くかが大きなポイントになりそうです。 😕
あとこの解説の中に気になる名言がありました。

  • 強者は序盤で好手はいらない

確かにその通りですし、多くの「羽生マジック」も中盤以降に出現しています。ただ将棋で「先手有利」が定着するのは、歓迎できないですね。かつてのゴキゲン中飛車のように後手でも勝てる作戦が出てこないと、ゲームとしてはつまらないですから 🙂
何はともあれ、残り2局が名人制400年目の戦いに相応しいものになることを期待しています 🙂

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